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基本情報

タイの北に位置するチェンマイは、バンコクから約720kmに位置しています。バンコクの次に栄えている北方のバラとよばれる大都市です。かつては北タイ一帯を治めたターンナー・タイ王国首都として栄えました。現在でも、町には、100を超える寺院があり、伝統の技を活かした、手工芸日が生産されています。昔、この地域の中心として、モン族やタイヤイ族、ビルマ族などさまざまな民族が交流するなか、建築や仏像の様式、言葉や料理、工芸の分野などで「ランナー文化」と称されるタイ北部独自の文化・伝統が育まれてきました。周辺はタイ最高峰ドイ・インタノンを はじめとした峰々が重なる緑豊かな山岳地帯となっており、乾季（11月?1月）は平均気温が約25℃と平野部より過ごしやすいことから、避暑地としても人 気があります。

チェンマイの観光地

チェンマイでもっとも長い歴史をもつ寺院、ワット・チェン・マン、ワット・プラ・シン、森の中にひっそりと建つワット・ウモーンなど多数の寺院があります。また、古い町並み巡りや郊外での天然温泉、山岳民族の生活に触れることができるバーン・ドーイ・プイなどの場所が観光地として有名です。

チェンマイの気候

チェンマイは、タイの北部に位置しているため他の都市に比べ、比較的涼しく、最低気温は10℃まで下がる日もあります。1日の最高気温は25－35度、最低気温は10－24度ぐらいです。乾期は、11月から3月で雨が降らず、気温、温度もそれほど高くなく非常に過ごしやすい時期です。12月中旬から1月初旬あたりは、チェンマイはセーターが必要なほど気温が下がり、寒くなります。暑期は3月から5月です。チェンマイの暑期は、昼間は刺すような日差しとともに、温度も非常に高く、昼間の散歩は短時間でも日射病・脱水症状に気をつけなければならないほどです。夜も温度が下がらず、寝苦しい熱帯夜が続きます。雨期は5月から11月です。チェンマイの雨期の天気は常にどんよりと曇っており、雨が降ったり止んだりを繰り返しますが、長雨はあまりなく、ほとんどすぐ止みます。傘を常備していなくても問題ないくらいです。

チェンマイの代表的な観光スポット

①チェンマイ市芸術文化センター

チェンマイ旧市街のほど中心にある3人の王像の後ろにある優雅な建物は、1924年に王室の為に建てられたものです。その後、市や県の役所として使われ、現在ではチェンマイの歴史や文化を展示する博物館となっています。展示は2フロアーに分かれておりチェンマイ市街が建設されていく様子や、仏教、ピン川沿いでの生活などが覗けます。町の観光をする前にここに立ち寄っていけば町の見方や理解もより深まるでしょう。

●営業時間：火曜～日曜　8:30から17:00まで
●料金：90バーツ
●Tel:+61-5321-7793

②ワットチェンマン

チェンマイで最も長い歴史をもつ寺院。1296年にラーンナー・タイ王国を興したメンラーイ王がチェンマイに都を造った際に建てた寺院で、かつて宮殿でもありました。太いチーク材の柱が本堂内に見られる、典型的な北タイの建築スタイルです。本堂の裏にある基部を15頭の象に囲まれた方形の仏塔も是非、見逃さずに。

③ワット・ウモーン

森の中にひっそりと緑の深い山に本堂を構える、瞑想修行を中心とした宗院の寺院。町の喧噪から離れた静かな環境で瞑想ができるようにとメンラーイ王が14世紀に建てたお寺です。山の中にトンネルをほってその中に仏像を安置しています。内部には夏でもひんやりとした空気が漂っており、外国人の修行も受け入れています。この機会に瞑想修行はいかがですか。

④ワット・プラ・タート・ドーイ・ステープ

高さ1080mのステープ山の頂上にたつこの黄金の寺院は、チェンマイに訪れたらなら、かならず行っておくべき観光所の一つです。町の中心地からは少し離れていて車で20分くらの距離にあります。両側を2匹の蛇神に守られた長い参道の階段を上ります。階段が困難な方は、ケーブルカーを利用して上まで上がることもできます。タイ北部の最も神聖な寺の一つされ、その頂上から見えるチェンマイの町はとても美しく見逃せません。

●営業時間：08:00-17:00
●料金30バーツ

⑤サンカムペーン温泉

硫黄泉質の温泉が絶え間なく噴き出している、花と緑に囲まれた美しい公園です。中には浴場、更衣室もあり、のんびりお湯につかれます。浴場はバスタブ付きの地味な個室で、湯元から直接引いているため湯量が豊富ですが、とても熱いのでお気を付け下さい。公園入口手前の売店で卵を買って、温泉卵も楽しめます。

●営業時間：8:30から18:00
●料金：入園料40バーツ 入浴料は個室１人１時間50バーツ 貸しタオル1枚10バーツ

チェンマイのエンターテイメント

チェンマイのおすすめのエンターテイメントを紹介します。旅を楽しめるテーマに厳選してお届けします。チェンマイは、山が多く、アウトドアーなアクティビティや観光所が多いですがそれだけでは、ありません。スパ、マッサージ、ナイトマーケット、ナイトサファリ、モン族の村見学なども楽しむことができます。

①オアシス・スパ・ラーンナー

チェンマイ市内に4ヵ所とバンコクにも支店があるオアシス・スパ。水の流れる中庭を取り囲む5棟ヴィラは、都会の喧噪を忘れられリラックスした空間でのマッサージを味わえます。常駐するインド人医師が体質を風・火・土のどれか見極め、それぞれにあったトリートメントを選んでくれる本格的なもの。旅の疲れを癒す極上スパです。

●営業時間：10:00-22:00
●料金：タイボディーマッサージ2時間1700バーツ～
●Tel: +61-5322-7495

②チェンマイ・ナイトバザール

チャン・クラン通りにある3階建てのナイトバザールビズを中心に、周辺の歩道には夜になると有名ブランドの海賊版Tシャツや時計、民族品、雑貨などの露店がたくさんでます。タイシルクのパジャマやポーチなどもでるので、お土産を買いに、一度足を運んでみてください。また、民族衣装でアクセサリーや小物を売り歩く山岳民族の女性も見かけることができます。

●営業時間：18:00-23:00

③バーン・ドーイ・プイ

タイ北部の山岳民族を代表するモン族の村を見学できます。村入口の駐車場脇には、ずらりとお土産屋がならび、その裏には実際の民族衣装に身を包み、生活する人々が見られます。また、民族衣装を仕上げるために刺繍をする女性の姿もあちこちで見られます。