ニース(Nice)

ニース(Nice)
都市の魅力

世界的なリゾート地として有名なニースは、高級ホテルやレストラン、カジノが軒を連ねる海岸通り「プロムナード・デ・ザングレ」から北側に一本路地に入った旧市街にはイタリア的な雰囲気が漂っています。ヨーロッパの三大カーニバルのひとつに数えられていて、地中海・コート・ダジュールに面する、世界的に有名な観光都市です。また、花のパレードで知られるニースのカーニバルや美術館巡りなど、1年を通して魅力にあふれています。

基本情報

ニースはフランスの南東部、アルプス山脈とペイヨン川が海にぶつかる地中海沿岸に面したモナコとカンヌの中間に位置しています。海沿いの遊歩道プロムナード・デザングレには、リゾート地らしい高級ホテルが立ち並んでいます。ニースの市内交通はとても発達していて、どこへでも片道?1で行けます。モナコやカンヌなど近郊のバスも同じ?1なので、電車よりもずっと安く行くことできます!

ニースの観光地

ニースはフランスを代表する旅行先の一つで、数々の観光名所、豊富なアクティビティが揃っています。

バロック建築からロココ・ベル・エポックまで、印象派から新世紀まで、コートダジュールにはこの地域独特な魅力と美しさを増す印象的な文化遺産が残っています。また、ニースは公園都市でもあり、海岸から丘の方へ2km先の緑樹広がるニースで最も古いオアシス、アルベール1世公園はお子様に人気の観光名所となっています。

ニースの治安

ニースは比較的安全な街です。しかし旅行者に人気の観光都市なので、スリなどの問題はあります。一番楽しくリラックスしている一瞬の隙にスリに会うことが多いようなので、サレヤ広場などの混雑した場所や観光地では気をつけましょう。 

ニースの気候

ニースは地中海気候なので、1年を通じて気候は安定しています。夏は乾燥しており、気温は20度程度、昼は24度くらいまで、気温が上昇します。冬も比較的温暖で気候が安定していることから、1年中観光客が絶えません。

フランスのお水事情

フランスの水道水は飲料可能ですが、石灰分が多く、味はあまりよくないので、現地の人も当たり前のように飲料水を購入しています。ペットボトルのミネラルウォーターは、日本に比べ割安です。ただ、炭酸入りのものも多いので気を付けましょう。

フランスのトイレ事情

アヴィニョンの言語

アヴィニョンの公用語はフランス語ですが、地元のプロヴァンスまたはミディの方言を使う人もいます。
英語はそれほど広く使われていません!

祝日

入出国・ビザ・バスポート

フランス入出国はあっけないくらい簡単です。
テロ対策のため、搭乗前の保安検査が以前よりも厳しくなっています。
出国時はなるべく時間に余裕をもって空港へ向かうようにしましょう。

2008年に入国カードが廃止されたため、パスポートのみを提示します。念のため帰りの航空券を用意しておきましょう。係員から滞在期間や目的について簡単な質問をされることもあります。なお、シェンゲン協定国経由で入国した場合はその国で入国手続きをするため、フランスでは入国審査はありません。

◯シェンゲン協定
シェンゲン協定とは、EU統合に伴い、ヨーロッパ内の移動の出入国手続きの簡素化を図るために締結された協定です。
これにより、日本など協定加入国以外からの入国は、最初に到着した協定加入国の空港で、入国・税関審査を受けることになりました。

◯シェンゲン協定国
アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、スロヴァキア、チェコ、デンマー ク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルクの25 カ国

◯パスポート残存期間
フランス渡航に必要な残存有効期間は滞在日数+3カ月以上です。
3カ月以内の滞在ならビザは必要ではありません。

ニースの代表的な観光スポット

ニース美術館

ニース美術館は、もともとはウクライナの侯爵夫人の私邸として建てられたもので、17世紀のイタリア、18世紀のフランス絵画や19世紀の絵画、彫刻品が展示されています。1階では、ニース出身のカルル・ローに代表されるヴァン・ロー一族の作品など、15世紀から18世紀のヨーロッパ絵画、大理石の壮大な階段を上がった2階では、19世紀以降の作品を
展示しています。
◯住所:33 ave. des Baumettes Baumettes
◯開館時間:10:00~18:00
◯休館日:月、一部祝日
◯料金:無料

ニース近代・現代美術館

ニース近代・現代美術館には、1960年代から現代にいたるまでの作品が幅広く展示されています。
アンディウォーホル、クリスト、セザールといった多くのアメリカ現代アーティストの作品に出会うことができます。
4つの大理石で出来た建物を結ぶガラスの歩道、ギャラリーや屋上庭園は必見です。
◯住所:Promenade des Arts, Promenade du Paillon
◯営業時間:10:00~18:00
◯料金:無料

マティス博物館

マティス博物館は、ニースで没したアンリ・マティスの作品を展示する美術館です。
まだ無名時代の絵や図などの作品から彫刻家として有名になった頃の作品までが展示されています。
また、礼拝堂の模型から壁画のデッサン、カラフルな修道服まで、様々な展示品を見ることができます。
◯住所:164 avenue des Arenes de Cimiez
◯営業時間: 10:00~18:00
◯料金:無料
◯休館日:火、一部祝日

プロムナード・デザングレ

プロムナード・デザングレは海岸に沿った全長3.5Kmの大通りです。片側には青い海、片側には南国ムード溢れるシュロの木に囲まれて豪華なホテルが建ち並びます。海岸は夏になると色とりどりのビーチパラソルで埋め尽くされます。潮風に吹かれながら、のんびりと過ごせるでしょう!

ニースの観光情報局

プロムナード・デ・ザングレにあるツーリストオフィスでは地図、観光地パンフレットなどの資料がたくさんあり、ここでは知りたい情報全て、親切に教えてくれます。
◯TEL: 04 9214 4800

ニースのおすすめグルメ

ニース名物

代表的なニース料理が、今やフランス中で食べられるようになったのが、「サラダ・ニソワーズSalade Nicoise」(ニース風サラダ)です。他には「ベイネBeignet(野菜のフライ)」や「ファルシFarci(野菜の肉詰め)」などがあります。イタリアの影響を受けた「ラビオリRavioli」や「ニョッキGnocci」などのパスタ類もニース風にアレンジしたものが食べられます。ニース料理は高級レストランだけではなく、庶民的なお店でも楽しめます。

ニース風サラダ

ニース風サラダはフランスのサラダの一種で、一般的にはトマト、キュウリ、サラダ菜、サヤインゲン、ゆで卵、ゆでジャガイモ、黒オリーヴ、ニンニク、アンチョビ(カタクチイワシの塩漬け)やツナ(カツオやマグロの類)などを使います。黒オリーヴやアンチョビの塩気でゆで卵や野菜を美味しく食べるサラダというイメージで自由に楽しまれています。

ホテルの朝食に飽きたら・・・

歩行者天国のマセナ通りにある地元に大人気のパン屋さん「Chez Maitre Pierre」があります。テラス席もあるので、毎日同じホテルの朝食に飽きたらここで、朝食をとるのがおすすめです。ニース名物のパン・バニャやソッカ、ピサラディエールも食べられます!

南仏の料理と素材

◯Bourride
Bourrideは、多種の魚をサフランとともに煮込んだ”ブイヤベースBouillabaise”をクリーム風味にしたもので有名です。

◯Soup de Poisson
こした魚のスープにルイユRouille(唐辛子入りマヨネーズ)焼いたパン、チーズをたっぷり入れて食べます。

◯Tapenade
Tapenadeは南仏の代表的なソーズで、黒オリーブ、ケイパー、アンチョビにオリーブオイルを加えてピュレ状にしたものです。

◯メロン
南仏では、メロンはデザートではなく、前菜として食べるのが一般的です。

南仏のワイン

南仏のワインの歴史は2600年前のギリシア時代までさかのぼります。
南仏料理を食べるなら、ワインもぜひ地元のものを選びましょう。

◯Cotes-du-Luberon
Cotes-du-Luberonは、毎日気軽に飲めるワインとして人気があります。

◯Tavel
Tavelは、フランス最高級のワインとされていて、コクのある辛口です。肉料理と愛称がいいです!

◯Bellet
Belletは、生産者が少ないので、ニース以外では見つけることが難しい稀なワインです。

◯Beaume-de-Venise
マスカットで作ったBeaume-de-Veniseは、食前酒やデザート・ワインとしておすすめです。

◯Cassis
Cassisの白はブイヤベースをはじめ魚料理との相性が抜群です!

◯Cotes-de-Provence
Cotes-de-Provenceはフルーティーで飲みやすいので、ワインに慣れていない人にもおすすめです!!

ニースのおすすめレストラン

Coco Beach

Coco Beachは、ニースからモナコ方面の海岸沿いにある、魚料理のレストランです。
船の形をしたダイニングからは、ニースの町を遠望することができます。
創業は1935年にさかのぼり、ピカソやコクトーもよく食事に来ていたそうです。
サフランを使わずに新鮮な魚の持ち味だけで勝負するブイヤベースは、漁の関係で全日までに予約してほしいとのことです。
◯住所:2, av.Jean Lorrain
◯TEL:04.93.89.39.26
◯営業時間:12:00~14:00/19:30~22:00
◯定休日:日・月、12月上旬~1月上旬
◯クレジットカード:A D J M V
※日本語メニュー有

La Meranda

La Merandaは、ラタトゥイユ、イワシのファルシ、ズッキーニのフライなどのニース料理が食べられる、地元の人にも観光客にも大人気のお店です。予約する場合は電話がないので、直接訪問しましょう!
◯住所:4,rue Raoul Bosio
◯TEL: なし
◯営業時間:12:00~13:30, 19:00~21:30
◯定休日: 土・日

La Mise au Verre

La Mise au Verreは、ニースでも有数の品揃えを誇るワインショップが経営するビストロです。
本日のワイングラスとともにワインに合うシンプルで美味しい料理をいただけます。
◯住所:17, rue Pastorelli
◯TEL:04.93.85.69.90
◯営業時間:12:00~14:00、19:30~22:00
◯休館日:8/10~8/20、12/20~1/3
◯クレジットカード:A V

Patisserie Lac

Patisserie Lacはニースで1番美味しいと評判のケーキ屋さんです。
お土産にはチョコレートやマカロンがおすすめです!
ギャラリー・ラファイエット近くのRue Gioffredo49番地に2号店があります。
◯住所:18, rue de la Buffa
◯TEL:04.93.55.37.74
◯営業時間:9:00~12:30/15:00~19:30
◯休館日:水
◯クレジットカード:M V


レストランの予約事情

星付きの有名レストランや早ければ1年前、遅くとも2カ月前には予約をしましょう!(予約が取れなかった場合でも、突然のキャンセルが入って前日に席もとれることもあります。)さらに直前にリコンファームが必要なことが多いです。

星付きの高級レストランでなくとも、地元で評判の人気店などは、ディナーは予約した方が無難です。フランス語に自信がなかったら、ホテルのコンシェルジェに頼めば予約をしてくれます。

レストランの種類と営業時間

レストランの種類と特徴を覚えておけば、お店選びの時に役立ちます。基本的に日曜日は休みのお店が多いですが、ホテルの中のレストランや観光名所に近いお店ならやっていることが多いです。だいたいどこのお店でもクレジットカードが使えます!

レストラン、ビストロ

一般的にはレストランよりもビストロの方が庶民的な雰囲気のお店の方が多いです。
数品のコース立てで食事することが前提となっています。きちんと食事すると2時間近くはかかるので、時間に余裕をもっていきましょう!12:00~14:30/19:00~22:00

ブラッスリー

ブラッスリーは、お昼休みをとらないノンストップ営業で、夜遅くまで営業しています!食べたいものだけを単品で注文でき、飲み物だけの注文もOKである場合が多いです。12:00~翌1:00(店によって異なる)

カフェ/サロン・ド・テ

朝はクロワッサンとカフェオレといった朝食が食べられます。
カフェ:7:00か8:00~深夜/サロン・ド・テ:9:00~19:00

 

ニースのエンターテイメント

フランスのおすすめエンターテインメントをご紹介します。ミュージカル、コンサート、ライブハウスの情報や、エステやスパで癒しを体験など、旅を楽しむテーマに厳選してお届けいたします。

ニース近郊の町へ

Villefranche-sur-Merはニースから各駅停車に乗って10分くらいで行くことができます?
レストランやカフェの並ぶ明るい港の通りから一歩路地に入ると、そこは中世そのままの雰囲気が残る旧市街です。

南仏のお土産

◯ガラス・食器&陶器
カラフルな色使いが心を明るくしてくれる南仏雑貨はお土産にぴったりです?少し重いですが、南仏気分を味わいたいなら、ぜひ買って帰りたいです。

◯香水・アロマグッズ
ローズやラベンダーなど、南仏の花の香りのトワレはオシャレな女性へのお土産におすすめです。またアロマテラピーの本場なので、アロマグッズなんかも喜ばれるでしょう!

◯プロヴァンスプリント
プロヴァンスプリントは、プロヴァンスの草花などモチーフとした、この地方独自の色鮮やかな生地です。カーテン、テーブルクロス、洋服などさまざまなアイテムが揃っています。高級ブランドとして有名なのが、タラスコンに本社がある「Souleiado」や「Les Olivades」で、いずれもたいていの町に直営ショップがあります。無名ブランドのものなら、どこでも手頃な価格で購入することができます。

◯石鹸
マルセイユの「Savon de Marseille」は、300年以上の歴史を誇るフランスの伝統石鹸です。プロヴァンス産の良質なオリーブオイル72%を含有し、天然素材のみで石鹸で、体、顔だけではなく、髪にも使える大変優れものです。環境に優しく安心なオーガニック商品なので、ギフトにも最適です!

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