エルサレム(Jerusalem)

エルサレム(Jerusalem)
都市の魅力

イスラエルの最大都市であるエルサレムは、3つの宗教の聖地を併せ持つ神秘的な都市です。様々な戦争や紛争の経験を持つエルサレムですが、たくさんの史跡や遺跡を肌で感じることのできる歴史都市であり、様々な国から観光客や巡礼者が訪れる場所です。

基本情報

エルサレムはイスラエルの最大都市で、主に宗教的役割に特化した都市であると言われています。都市の東側にある旧市街地は、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地であり、嘆きの壁や聖墳墓教会・岩のドームなどの各宗教施設が点在しています。対して西側には新市街地と呼ばれる近代都市が置かれています。

交通機関は飛行機、鉄道、バス、タクシーなどの移動手段があります。長距離移動の際は、2011年に開通したLRTという路線電車がおすすめです。観光地を効率的に回るならタクシーもおすすめですが、メーターのスイッチを入れなかったり、料金を底上げしてくるタクシー運転手も多いので注意しましょう。

エルサレムの観光地

歴史都市であり、宗教都市であるエルサレムでは、とにかく教会や寺院が多くあります。多いといっても密集しているので歩いてでも十分に観光可能です。昔からの街並みを残すことに力を入れている都市なので、歩きながら大昔にタイムスリップしたような感覚が味わえます。渡航前に宗教やイスラエルの歴史を学んでおくと、より楽しめること間違いなしです。観光には、全長約1㎞のヴィア・ドロローサという歴史物を眺めながら散策できる道がおすすめです。

エルサレムの気候

イスラエルは地中海気候であるため、冬に雨が多く降り、夏は日差しが強く乾燥した気候となります。あまりイメージはないと思いますが、冬には雪も降ります。1年で最も寒い月は1月で平均気温は10℃前後です。それに対して最も暑いのは7~8月で、最高気温は40℃以上になることもあります。しかし、日本と比べると昼夜の寒暖差が非常に大きいので、夏の渡航の際にも羽織れるものが一枚あると便利です。

エルサレムの代表的な観光スポット

嘆きの壁

ユダヤ教徒にとって最も大切な祈りの場であるのがこの嘆きの壁です。ヘロデ大王時代のエルサレム神殿の外壁のうち、現存する部分のことを指します。注意するべきはユダヤ教徒の聖地であることです。他宗教だからといって入場を拒否されることはありませんが、新約聖書などを所持しての入場は控えた方がよいでしょう。

◯営業時間:24時間
◯料金:無料

聖墳墓教会

イエス・キリストが十字架で磔に処されたゴルゴダの丘の跡地に建てられている聖墳墓教会です。教会内部は宗派ごとに区分けされており、ローマ・カトリック、ギリシア正教会などの宗派がそれぞれの区画を管理しています。門の所有権に至っては、どの宗派も譲らないため、毎朝入り口の門を開けるのはイスラム教徒のアラブ人少年であることも大変興味深い点です。

◯TEL:(02)6267011
◯営業時間:夏季5:00~21:00/冬季4:00~19:00
◯料金:無料

ヴィア・ドロローサ

イエス・キリストがピラト邸で有罪判決を受けてから、磔にされたゴルゴダの丘まで十字架を背負って歩いた全長約1キロメートルの道のことを指します。留と呼ばれるステーションごとにイエスにまつわる歴史物が見られます。毎週金曜日には、フランシスコ派の修道士が十字架を担ぎながらイエスの辿った道を行進している姿も見ることができます

◯営業時間:24時間
◯料金:無料

ロックフェラー博物館

ヘロデ門の近くにある、非常に美しい中庭を有する考古学博物館です。アメリカの大富豪であるロックフェラーの莫大な資金援助によって創設されたため、彼の名前が付けられています。展示品の美しさはもちろん、館内の装飾も素晴らしいため、見る者の心を躍らせるエルサレム随一の美術館です。

◯TEL:(02)6282251
◯料金:無料
◯営業時間:10:00~15:00(土曜日10:00~14:00)/火・金は定休日

マハネー・イェフダー市場

その土地の人々の生活を垣間見ることのできる場所であり、エルサレムの台所とも呼べる市場です。とれたての野菜や果物、新鮮な羊や牛の肉など、食べ物であれば、ほとんど何でもそろいます。

◯料金:無料
◯営業時間:店によって開店・閉店時間は異なりますが、目安の時間は以下の通りです。
平日:早朝~20:00、金曜日~15:00/土曜日 18:00~20:00

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