カイロ(Cairo)

カイロ(Cairo)
都市の魅力

カイロはエジプト・アラブ共和国の首都でアフリカ最大の都市でもあります。ヨーロッパの地中海の都市と東洋の都市の魅力を併せ持った、ファラオ王朝、ギリシャ・ローマ時代、キリスト教及びイスラム教の歴史的建造物が共存する町です。ナイル川の東部流域に伸びるモカッタムの丘の上にサラーハ・エル・ディーンの城塞が威風堂々と建っています。ここには壮麗なモスクやイスラム教のモニュメントなど何百もの建物があります。

基本情報

カイロはエジプト・アラブ共和国の首都でアフリカ最大の都市です。ナイル川の東部流域に伸びるモカッタムの丘の上にサラーハ・エル・ディーンの城塞が威風堂々と建っていて、ここには壮麗なモスクやイスラム教のモニュメントなど何百もの建物があります。2012年、アメリカのシンクタンクが公表したビジネス・人材・文化・政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、世界第50位の都市と評価されています。

カイロの観光地

イスラム文化と古代エジプト、豊かな歴史、独自の文化と雰囲気が残るエジプトの首都カイロは、人気の観光地です。世界遺産「カイロ歴史地区」は、1979 年に登録された文化遺産で、歴史的建築物が立ち並んでいます。

カイロのホテル

大観光都市カイロには多くのホテルがあります。1泊3万円以上もする外国資本の高級ホテルから1泊200円のドミトリー形式の宿までバラエティに富んでいます。目的や予算に応じて選ぶといいでしょう。空港のタクシーの運転手が勝手に連れていくようなホテルはツアーの勧誘がしつこいことが多く、ホテルからも手数料を取ることも多いので、騙されないように気を付けましょう。

カイロの代表的な観光スポット

エジプト考古学博物館 (Il-Mathaf Il-Masri)

エジプト考古学博物館は、トゥトアンクアムン(ツタンカーメン)王の秘宝が展示されている有名な博物館です。ラメセス2世などのミイラ室もあり、見どころ満載です。

住所: Midaan it-Tahriir
TEL: (02)25782448
開館時間: 9:00~18:45
料金:60£E(学生30£E) ※ミイラ室は別料金 100£E(学生60£E)
定休日:無休

カイロタワー (Borg il-Qaahira)

カイロタワーは、カイロのシンボル的存在の360度大パノラマ展望台です。カイロ市街はもちろん、天気がよければギザのピラミッド、シタデル、ナイルデルタまでも見渡すことができます♪回転式の展望レストランやカフェテリアもあります!

TEL: (02)27383790
開館時間: 8:00~翌1:00(冬期~24:00)
料金:65£E
定休日:無休

イスラム陶器博物館 (Mathaf il-Khazafi il-Islaamii)

イスラム陶器博物館は、ウマイヤ朝からオスマン朝にいたるイスラム時代のエジプト歴代王朝をはじめ、トルコ、イラン、シリア、北アフリカ、イベリア半島など、イスラム世界の各地域の陶器を展示している博物館です。博物館の建物自体も、ムハンマド・アリの孫にあたるアムル・イブラーヒームの宮殿だっただけあり、調度品や装飾も見ごたえがあります。マムルーク朝やオスマン朝時代の、鮮やかなブルーの陶器コレクションも必見です。

交通アクセス:アタバから103番(シッタ・ウ・アシュリーン・ヨリヨ通り~ガラー通りでも乗車可能)でマリオットホテル下車。徒歩3分
TEL: (02)27373298
開館時間: 10:00~14:00、17:00~21:00
料金:25£E(学生12£E)
撮影:禁止

ウンム・クルスーム博物館 (il-Mathaf Umm Kulthuum)

ウンム・クルスーム博物館は、2002年にできた博物館で、エジプトだけではなく、アラブ世界でも最も愛された大女性歌手、ウンム・クルスームが身にまとっていたステージ衣装やトレードマークのサングラス、各国首相からの感謝状などが展示されています。パソコン端末のあるAVライブラリーもあり、音楽や映像を自由に楽しむことができ、ウンム・クルスームのテープやCDは入口近くの売店で購入することができます。

TEL: (02)23631467
開館時間: 9:00~16:00
定休日:無休
料金:2£E

ギザの3つのピラミッド

ギザの3つのピラミッドは、エジプトに残るピラミッドの中で、最も完成度が高く、保存状態がよいです。クフ王の第1ピラミッドの高さは本来146メートルだったが、現在は頂上がなくなっており137メートルで、底辺は220メートルです。カウラー王の第2ピラミッドは高さ143メートルで、このピラミッドの東側にある葬祭殿から参道が延び、河岸神殿に通じており、その横にスフィンクスがあります。

サッカラ

サッカラは、メンフィスの聖地として数多くの王族や貴族の墓が造られた場所で、紀元前2700年ごろに建てられたピラミッド建築の元祖であるジェセル王の階段ピラミッドが残っています。高さ60メートル、基底部140メートル×128メートル、長方形の石段を6段重ねて階段状にしたもので、裏手には小さな石の部屋があり、中をのぞけるようになっています。

カイロのおすすめグルメ

ターメイヤ

ターメイヤは、ソラマメをすりつぶして揚げたもので、ゴマやニンニクの風味が効いています。スプーンの裏でつぶして食べるのがエジプト流です。

バーバガヌーグ

バーバガヌーグは焼きナスを割いてペーストにしたものです。ニンニク風味のあっさりとした味が日本人好みです。

魚介類

カイロでは地中海と紅海で獲れる海の幸が豊富です。リゾート地にはシーフードレストランがたくさんあります。

○サマク・マシュウィー:こんがり焼けた魚のグリル
○カラマリ・ターゲン:以下のトマトソース煮込み
○フィシーク:ロゼッタ名産の塩漬けの魚
○ガンバリ・マシュウィー:テナガエビのグリル

ファストフード

コシャリ:エジプトの町で必ずといってよいほど見かけるのがコシャリです。コシャリはエジプトの代表料理のひとつで、デルタ地方の南半分からルークソールあたりまである有名な軽食です。一言で言うとエジプト風「ミートソース・スパゲティ・ライス」。材料はマカロニ・スパゲティ・レンズ豆・ごはん、トッピングにオニオンフライなどです。

マックアラビーヤ:アラブ諸国限定のピタサンド

デザートと飲み物

スポンジケーキを甘いシロップに浸したバスブーサ、パイを蜂蜜に浸したアダイフやバフラワなどは大人から子供にも人気のスイーツです。とても甘いですが、慣れると病みつきになります。また新鮮なフルーツをその場でジュースにしてくれるジューススタンドも人気です。

○オンム・アリー:パイ生地に牛乳をかけた甘いお菓子です。
○ラズ・ビ・ラバーン:ライスプディング
○カルカデーヤ:甘酸っぱいカルカデのジュース

カイロのおすすめグルメ・カフェ事情

もともと外食の習慣があまりないエジプトでは、大衆食堂的なお店はあまりありません。 カイロの主流は庶民のファストフードであるターメイヤやコシャリ屋です。ハンバーガーやピザなどのファストフードは、タフリール広場やピラミッド料理に多く、日本料理やイタリア料理などは高級ホテルやザマーレク、モハンデスィーンなどの高級住宅地に多いです。

フェルフェラ (Felfela Restaurant)(エジプト料理)

フェルフェラは、エジプトの代表料理を揃える有名店です。シッタ・ウ・アシュリーン・ヨリヨ通りにもテイクアウトの専門店があります。予算は50£E前後からで、野菜料理やパスタがおすすめです。

住所:15 Shaari‘ Hoda Sha‘ raawi
TEL:(02)23922571
営業時間: 8:00~24:00
定休日:無休
クレジットカード:JCB マスター VISA
加算料金:税+サービス22%別途

フェルフェラ・カフェ (Felfela Cafe)(エジプト料理)

フェルフェラ・カフェ は、メリディアン・ピラミッズ・ホテル近くにある地元の人に大人気のエジプト料理店です。2階席からはピラミッドを見ることができます♪入口のすぐ横にはテイクアウト専用のカウンターもあります。

住所:27 Alexandria Road
TEL:(02)33761234
営業時間: 8:00~23:30
定休日:無休
クレジットカード:マスター VISA
加算料金:税+サービス22%別途

ダハーン(El Dahan)(エジプト料理)

ダハーンは、フセイン広場に面した有名なレストランで、コフタ(1kg68£E)やカバーブ(1kg89£E)、モーザなどがあり300gからオーダーできます。2階席や3階席もあり、毎日地元の人は観光客で賑わっています!アルコール類は置いていません。

住所:2 Shaari‘ Gawal Had
TEL:(02)25939325
営業時間:9:00~翌2:00
定休日:無休
クレジットカード:不可
加算料金:税+サービス22%別途

パピヨン(Papillon)(レバノン料理)

パピヨンは、モハンデスィーン航空オフィスの向かいにある本格派レバノン料理のレストランです。メインの肉料理は40~50£E、魚料理は55~65£Eで、アルコールも置いてあります。

住所:Tersana Shopping Center
TEL:(02)33471672
営業時間:10:00~翌1:00
定休日:無休
クレジットカード:AMEX マスター VISA
加算料金:税+サービス22%別途

エル・ニール・フィッシュ (El Nil Fish)(シーフードレストラン)

エル・ニール・フィッシュは、ファラキ広場の横にあるシーフードレストランです。紅海産のイカは1kg50£E、エビ1kg180£E、魚は1kg60£Eで、テイクアウトもできます!

住所:25 Shaari‘ il-Bustaan
TEL:(02)27940042
営業時間:12:00~翌1:00
定休日:無休
クレジットカード:不可

レイクサイド・カフェ (Lakeside Cafe)(カフェ)

レイクサイド・カフェは、アズハル公園内にあるカフェテリアで、パスタ15~29£E、ピザ12~16£Eなどバラエティ豊かです。店内からはシタデルを見ることができます!

住所:Azhar Park
TEL:(02)25109162
営業時間:10:00~23:00
定休日:無休
クレジットカード:不可

グロッピ (Groppi)(スイーツカフェ)

グロッピは、タラアト・ハルブ広場にある、1891年に創業のお菓子屋さんで、アラブ菓子(1kg16£E~)やエクレアなどのケーキ(5£E~)やアイスクリーム(4£E~)が食べられます。

住所:Midaan Tala‘at Harb
TEL:(02)25743244
営業時間:8:00~24:00
定休日:無休
クレジットカード:不可

アブド (El Abd)(スイーツカフェ)

アブドは、タラアト・ハルブ通りにある大人気のお菓子屋さんです。アラブ菓子は1kg16£E~で、ケーキはひとつ3.25£Eからです。

住所:25 Shaari‘ Tala‘at Harb
TEL:(02)3924407
営業時間:7:00~24:00
定休日:無休

ダワール (El-Dawar)(スイーツカフェ)

ダワールは、モハンデスィーンのレバノン通りの中ほどにあるフティール専門店です。フティールは50種類以上あるので、色々な味を楽しむことができます。

住所:42 Shaali Libnan, Mohandsiin
TEL:(02)33025836
営業時間:9:30~翌5:00
定休日:無休

フォンタナ (Fontana)(スイーツカフェ)

フォンタナは、アブー・シャクラの次の角を右に入った所にある、アイスをトッピングしたロズ・ビ・ラバーン4£Eが絶品のお菓子屋さんです。

住所:8 Shaari‘ Dr. Handuusa
TEL:(02)27949312
営業時間:24時間
定休日:無休
クレジットカード:不可

カイロのエンターテイメント

カイロのおすすめエンターテインメントをご紹介します。ミュージカル、コンサート、ライブハウスの情報や、エステやスパで癒しを体験など、旅を楽しむテーマに厳選してお届けいたします。

【カイロのお土産センター】

ハーン・ハリーリ (Khaan il-Khaliili)

ハーン・ハリーリは旅行者が必ず訪れる観光名所で、金銀銅などの金属細工や食器、宝石類、革細工、木箱に貝の裏側をモザイク模様に切り貼りした象嵌細工の工芸品、アラバスター(古代から彫刻に用いられた石)製品、中世から形の変わらないシーシャ(水パイプ)などのお土産屋が並んでいます。散策するのに疲れたらマクファ(カフェ)でひと休みするのがおすすめです。

営業時間:9:00~23:00頃
定休日:日曜日

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