ビエンチャン(Vientiane)

ビエンチャン(Vientiane)
都市の魅力

ビエンチャンはメコン川沿いに作られたラオスの首都であり、政治・経済の中心です。交通量は多いですが騒々しい感じではなくビエンチャンには穏やかな時間が流れています。

また、ビエンチャンは仏教信仰が盛んな国であちらこちらに寺院があり、観光スポットになっています。他にもフランス植民地時代の古い建築物や並木道が残っています。首都というと高層ビルが立ち並ぶ都会的な都市をイメージしますが、ここビエンチャンでは歴史を感じながら現地の人々に混じってゆったりと過ごすことができます。

基本情報

ラオスの首都であり最大の都市であるビエンチャンは、道路にはたくさんの車やバイクが行き交っており、屋台などもたくさんあります。治安がよく穏やかな雰囲気から「世界一静かな首都」といわれています。

ビエンチャンでの交通手段ですが、まず、飛行機で到着した場合空港から市内への移動はタクシーです。タクシーカウンターがあるので、そこで行き先を告げてチケットを購入してください。友好橋を渡ってバスや鉄道で到着した場合は、ターナーレーンでバス、トゥクトゥク、タクシーに乗り換えて市内に向かって下さい。また、ビエンチャンには大きなバスターミナルが3つあり、行き先の方面で分かれています。ビエンチャン内の移動はトゥクトゥクやレンタルサイクル&バイクが便利です。トゥクトゥクの料金は交渉制なので英語かラオス語で交渉しましょう。

ビエンチャンの観光地

ビエンチャンは仏教信仰のさかんな都市で数多くの寺院が残っています。また、フランス植民地時代の建築物も多く残っており、西欧とアジア文化の融合を感じることができます。飲食店を除くお店の多くは正午から一時間お昼休みで営業していないので気を付けましょう。また、ビエンチャン沿いに流れるメコン川に沈む夕日はとても綺麗でこちらも観光客に人気となっています。

ビエンチャンの気候

ビエンチャンは熱帯性モンスーン気候に属しており、平均最高気温は28度から32度、平均最低気温は16度から24度と、気温の変化が少ない都市です。服装は一年中夏服で大丈夫ですが、11月から2月は朝晩と、大量の降雨により体感気温が下がるのでカーディガンやジャケット等があると良いでしょう。5月から9月は雨期なので、雨具が必須です。逆に12月から2月はほとんど雨が降りません。

ビエンチャンの代表的な観光スポット

タート・ルアン

16世紀半ばにビエンチャンに遷都したセタティラート王によって建設されたラオス仏教最大の寺院です。高さ45mの黄金の塔でビエンチャンの象徴になっています。中にはブッダの遺物が納められています。毎年、10月~12月にはタート・ルアン祭りが開かれ、国内外から大勢の僧侶が集まります。お祭り当日の約1週間前から広場に出店が並びはじめとても賑わいます。毎年このお祭りに約30万人の人々が集まります。

○時間:8:00~12:00,13:00~16:00
○料金:3,000kip

パトゥーサイ

ラオス内戦の慰霊塔で、凱旋門をモデルに1967年に建設されはじめました。外観は完成していますが、内部は未完成のままです。上にある展望台からはビエンチャン市内が一望できます。音楽の鳴る噴水もあり観光客で賑わっています。この辺りでは写真を勝手に撮って撮影代を請求してくる人もいるので気を付けましょう。

○時間:8:00~17:30
○料金:3,000kip

ワット・シーサケート

ワット・ホーパケオの向かいにある寺院で1551年にセ―タティラート王が建設を指示したと言われており、現在は博物館になっています。回廊には7000近い仏像が安置されており、本堂には2052体の仏像があります。本堂内に入るのには入場料がかかります。庭までは無料でみることができます。また、本堂内での撮影は禁止です。

○時間:8:00~12:00,13:00~16:00
○料金:5,000kip

ワット・ホーパケオ

1563年にエメラルド仏を安置するために建設されました。過去に破壊され、エメラルド仏も持ち去られてしまったのですが1936~1942年に修復されました。現在は博物館になっており、国内外から集められた仏像が並べられています。

○時間:8:00~12:00,13:00~1600
○料金:5,000kip

ワット・シェンクアン

仏教だけでなくヒンドゥー教の神々も祀られている公園です。ヒンドゥー教と仏教を学んだルアンプー・ブンルア・スラリット師が自身の考えを具視可した独特の世界が広がっています。入場すると巨大な寝仏がまず出迎えてくれます。オブジェの口の部分から入るとてっぺんまで登ることができ、公園全体を見渡すことが出来ます。公園内には仏体が無造作に置かれおり、一緒に写真を撮ることもできます。また、食事を取れる場所もあります。

○時間:7:00~18:00
○料金:5000kip(カメラ、ビデオ持ち込み料各 3,000kip)

ビエンチャンのエンターテイメント

ビエンチャンは比較的静かで穏やかな都市と言われていますが、近年開発が進んでおり、たくさんの新しいスポットができています。その中でも特にオススメなビエンチャンを満喫できるグルメ、ショッピングスポットを紹介します。

タラート・サオ

ラオス最大級のマーケットです。タラート・サオはラオス語で「朝市」という意味ですが、現在では夕方までオープンしています。生鮮食品以外の幅広い商品を扱っています。敷地内には2階建ての旧棟、3階建ての「タラート・サオ・モール」、8階建ての「タラート・サオ・モール2」が隣接しています。

○時間:8:00~17:00

ターゴーン

ビエンチャンから車で40分程のところにある、いかだ船に乗りながら食事を楽しむことができます。タラート・サオの横にあるバスターミナルから出ているターゴーン行きのバスを利用していくことが出来ます。週末は予約なしでは乗れないこともあるので事前に予約することをオススメします。

○料金:バス:5,000kip/船:1時間 60,000kip

ナイトマーケット

天気が悪くなければメコン川沿いに夕方5時頃から毎晩ナイトマーケットが出現します。規模も年々大きくなっており、賑わっています。またメコン川に沈む夕日を眺めながらビアラオ(ラオスのビール)を飲む人も多いです。

○時間:17時頃から
○場所:メコン川沿い

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