コロンボ(Colombo)

コロンボ(Colombo)
都市の魅力

近代的でユニークなデザインの建築物に溢れ、多彩な施設に溢れているスリランカ。夜景を楽しめるレストランやカジノなど大人の時間を過ごすことが出来るだけでなく、テーマパークやショッピングモールなど家族連れでも楽しめる観光スポットも多いため、老若男女問わず楽しむことが出来る魅力溢れる街です。

基本情報

コロンボは、かつてポルトガルやオランダ、イギリスなど様々な国に植民地支配されていました。その当時のコロニアルな雰囲気を残したまま、都市として発展してきました。元々スリランカの首都でしたが、1985年にスリー・ジャヤワルダナプラコーッテに首都が移さました。しかし、コーッテの街があまり栄えていないことや、コロンボの人口が約65万人と多いことから、コロンボが未だ首都機能を持っています。コロンボに行くためには、コロンボの北約34kmにある、バンダーラナーヤカ国際空港を利用することになります。スリランカ航空から日本との直航便が出ています。コロンボは南北に15kmと広い町ですが、旅行者が行く地区のほとんどが中心部にあります。中心部にある主な見どころのみを観光する場合でも、交通手段を使わずに見て回るのは難しいでしょう。市内の交通手段としてはスリーウィーラーやトゥクトゥクと呼ばれる三輪のバイク、タクシー、市内バスなどがあります。スリランカ国内では、外国人観光客に対する凶悪事件は少ないとされていますが、スリや置き引き、誘拐、窃盗などは恒常的に発生しているので、十分に注意しましょう。詳しくは外務省の海外安全ホームページなどで確認してください。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=006
また、スリランカでは敬虔な人が多いので、マナーに気を付けましょう。特に仏教遺跡の観光に行く際には、仏像などの前での記念撮影や、聖地に靴で入るなどが禁止されているなど、服装以外にも注意すべきポイントがあります。事前にチェックしておきましょう。

コロンボの観光地

オランダ植民地時代の建物であるダッチホスピタルや、イギリス植民地時代の建物であるコロンボ国立博物館、現在の日本大使館など、歴史を感じさせる建物もある一方で、スリランカの有名建築家、ジェフリー・バワの自由な発想を生かした建物なども存在します。また、近年ではコロンボの富裕層をターゲットにしたショッピングセンターなどが注目されており、衣類から雑貨、食料品まで様々な種類のお土産を購入することができる人気スポットとなっています。

コロンボの気候

コロンボは熱帯雨林気候に属しており、雨季と乾季がはっきりしています。しかし、地理的な条件や南西からのモンスーンと呼ばれる季節風の影響によって、年に2回雨季が訪れるのが特徴です。雨季は4~6月、10~11月で、乾季が12~3月です。コロンボでは比較的雨の少ない12~3月が観光に向いているシーズンといえます。また、平均気温は年間を通じて約27℃と高めなので、服装は軽装で、洗濯しても乾きやすい素材のものをおすすめします。しかし、仏教寺院やモスクなどにはノースリーブや短パンでは入れないので、行く予定がある方は半袖や長袖、長ズボンを持って行きましょう。

コロンボの代表的な観光スポット

ナンバー11

スリランカの有名な建築家、ジェフリー・バワがかつて暮らしていた家です。数々のラグジュアリーホテルを手掛けたバワが事務所としても使用していた家で、彼が病に伏すまでの約30年間、自分好みに改築をし続けてきたものです。見学には予約が必要となり、約1時間のツアーに参加することになります。太陽の光が強いスリランカで、光と風を上手く活用できるデザインへと改築された彼の元邸宅は、バワの世界観を理解する上で欠かせない場所となっています。

◯開館時間:9:00~17:00(※最終ツアーは16:00~となります。)
◯休館日:土・日・祝日
◯URL:http://www.geoffreybawa.com
◯住所:No.11, 33rd Lane, Off Bagatalle Rd., Colombo 3
◯TEL:(011)4337335
◯料金:Rs.750

ゴール・フェイス・グリーン

インド洋に面して存在する、5haに渡るコロンボ市内最大のオープンスペースです。広い緑地内に、海岸沿いの散歩道と出店などが整備されています。カップルや子供連れの家族から、ジョギングや散歩をしに来る人など、様々な人が集う憩いの場となっています。夕暮れ時にインド洋に沈む夕日を見ながら、ゆっくりした時間を過ごすのがおすすめです。

シーマ・マラカヤ寺院

ベイラ湖の上に祠を構えているのが、ジェフリー・バワによる設計のシーマ・マラカヤ寺院です。他のバワが手掛けた建造物と同じように風通しが良く、寺院としては斬新なデザインとなっています。コロンボの中心部にある寺院の中でも最も大きな部類に入る、ガンガラーマ寺院によって運営されています。

◯拝観時間:9:00~20:00頃
◯料金:無料(※ある程度のお布施が必要となります

ガンガラーマ寺院

ベイラ湖の近くにあるコロンボ市内最大規模の寺院です。職業訓練や障害者リハビリセンターなどといった、社会サービスが行われていることでも有名です。広い敷地内には様々な仏像や絵画などの他に、ゾウの飼育もされています。毎年2月にはこの寺院でガンガラーマ・ナワン・ペラヘラ祭りという大規模なお祭りが開催されます。寺院に入る際に靴をぬぐ必要があるので、サンダルなどで行くことをおすすめします。

◯拝観時間:4:00~24:00
◯URL:http://gangaramaya.com/
◯料金:無料(※ある程度のお布施が必要となります)

コロンボ国立博物館

スリランカ最初で最大の公共博物館です。2階建てとなっており、1階には仏教関係の仏像、石器や土器など歴史関係の遺物が年代ごとに展示されています。2階には象牙や木彫の工芸品、スリランカ特有の悪魔祓いの仮面など、民族学系の展示がされています。農具や操り人形、戦いに用いられた武器、コインを集めたコーナーなども2階にあります。

◯開館時間:9:00~17:00
◯休館日:祝日、ポヤ・デー
◯住所:Sir Marcus Fernando Mawatha, Colombo 7
◯TEL:(011)2694767
◯料金:大人Rs.500/子供 Rs.300
撮影料Rs.250

国立自然博物館

コロンボ国立博物館の裏にある博物館です。スリランカ国内に数ある博物館の中でも、自然に関するもののみを扱う博物館はここしかありません。スリランカに生息している哺乳類や昆虫、爬虫類、鳥類、海洋生物など、あらゆる生き物の剥製などが展示されています。また、その他にも植物、宝石、地質学についての展示などもあります。

◯開館時間:9:00~17:00
◯休館日:祝日、ポヤ・デー
◯住所:Ananda Kumaraswamy Mawatha, Colombo 7
◯TEL:(011)2694767
◯料金:大人Rs.300/子供 Rs.200
※コロンボ国立博物館と国立自然博物館の両方に入館出来る共通券はRs.600

デヒワラ動物園

スリランカ国内最大の動物園で、アジアでも最大規模の広さを誇ります。スリランカに生息している動物たちと、それらと交換で集められた動物たち、計2000種以上が飼育・展示されています。世界中の哺乳類、鳥類、爬虫類のほとんどが集められていますが、その他に水族館、夜行性動物館も併設されています。また、ここのメインは大変人気の高い、ゾウたちによるショーです。曲芸をしたり、楽器を演奏したりとユーモラスな芸を披露してくれます。特に土日祝日は人が増えるので、ショーを見る際には最低でも1時間前までに会場に来ることをおすすめします。

◯開館時間:8:30~17:30
 ゾウのショー:16:30~
アシカのショー:16:00~
※ショーのない日もあります。
◯URL:http://www.colombozoo.gov.lk
◯住所:Dehiwala, Colombo
◯TEL:(011)2712752
◯料金:大人Rs.2000/子供 Rs.1000

スリー・ジャヤワルダナプラコーッテ

コロンボから車で約40分の首都です。名称が長いため、コーッテとも呼ばれています。人工湖の中央に、ジェフリー・バワが手掛けた国会議事堂があります。議事堂の内部を見学することはできませんが、湖越しに見ても近代的で堂々たる様子を窺い知ることができます。また、グラモダヤ民族芸術センターでは宝石や銀細工など、スリランカ伝統芸術の製作実演を見ることもできます。

コロンボのエンターテイメント

スリランカ旅行での楽しみの1つといえば、ショッピングです。安い物価で質の良いスリランカらしい布製品や雑貨類、街中でよく見かけるシンハラ語を用いたグッズなどがお土産として喜ばれます。友人だけではなく自分にも買いたくなるようなお土産を売っているおすすめのお店をいくつか紹介します。

クレスキャット・ブールバード

何でも揃う人気のショッピングモールです。スリランカ屈指のホテル「シナモン・グランド・コロンボ」に隣接しており、ガンガラーマ寺院も歩いて行ける範囲にあるなど、アクセスしやすい場所に位置しています。入っている店舗の種類も豊富で、紅茶、書籍、アクセサリー、現地のデザイナーによる洋服など、幅広く揃っています。地下にはスーパーマーケットやフードコートもあるため、現地の方も日常的に利用する便利なスポットとなっています。

◯営業時間:10:00~20:00(※店舗によって異なる)
◯休業日:店舗によって異なる
◯住所:89, Galle Rd., Colombo 3

オデール

人気の高級ショッピングモールです。衣類を中心にカバンやアクセサリー、靴、コスメなどが揃っています。海外メーカーも多く取り扱っており、店内ではヨーロッパにいるような気分に浸ることができます。アウトレットの衣類などもあるので、掘り出し物を見つけたり、お土産探しにもおすすめです。また、カフェやスシバー、フードコートなどもあるので、ゆっくり時間をかけて買い物を楽しむことができます。

◯営業時間:10:00~20:30
◯休業日:旧暦新年(4月)、ポヤ・デー、クリスマス
◯URL:http://www.odel.lk/
◯住所:5, Alexandra Place, Colombo 7
◯TEL:(011)4722200

ベアフット

スリランカらしい手織り布製品を扱うお店です。南国を思わせる鮮やかな色の服やリネン、カバン、おもちゃなどの日用品が多くあります。布もの以外にも紅茶やコスメなど女性向けの品が多いですが、ギャラリーやカフェ、本屋なども併設されているので誰でも楽しむことができます。カフェではジャズのライブが行われたり、ギャラリーでは展示会が行われたりとイベントも開催されるので、ショッピングをしない方でも気軽に立ち寄ることができます。

◯営業時間:月~土 10:00~19:00/日・祝、ポヤ・デー 11:00~17:00
◯休業日:旧暦新年(4月)
◯URL:http://www.barefoot.lk/home.htm
◯住所:704, Galle Rd., Colombo 3
◯TEL:(011)2589305

パラダイス・ロード

コロンボ市内に多くある雑貨屋「パラダイス・ロード」の本店です。キャンドルや食器、お土産として人気のシンハラ語デザインのマグカップなど雑貨・小物があります。その他に置物、骨董品もあり、ディスプレイもこだわっているため見ていて飽きません。コロンボ市内にいくつか支店もありますが、1番商品の取扱い数が多いのはこの本店となります。2階にはカフェが併設されています。

◯営業時間:10:00~19:00
◯休業日:旧暦新年(4月)、独立記念日(2月4日)、クリスマス
◯URL:http://paradiseroad.lk/index.php
◯住所:213,Dharmapala Mawatha, Colombo 7
◯TEL:(011)2686043

パラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェ

コロンボのほぼ中心にあるジェフリー・バワ設計のカフェです。観光客の集まるコロンボ中心部からは少し離れており、静かで落ち着いた雰囲気のオープンエアとなっています。こちらも、かつてバワがオフィスとして使っていた場所を改装して使われています。カフェではありますがドリンクや軽食だけではなく、美味しい食事も楽しむことができます。また、店内にはパラダイス・ロードの支店であるパラダイス・ロード・スタジオがあり、雑貨や小物などのお土産も買うことができます

◯営業時間:10:00~24:00
 ショップ:10:00~22:30
◯休業日:旧暦新年(4月)
◯URL:http://paradiseroad.lk/gallery_cafe/
◯住所:2, Alfred House Rd., Colombo 3
◯TEL:(011)2582162

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