アムステルダムの観光地

水と緑があふれるアムステルダムは、運河を中心に発展してきたため、道路も運河の構造に沿って形成されています。 水の上にできたこの町は、散策するだけで心が潤い、居心地の良さと解放感を味わうことができます。
観光名所は数多くありますが、美術鑑賞ならゴッホ美術館や国立博物館です。サッカーファンならアヤックスの本拠地アレナは見逃せません。そして『アンネの日記』で有名なアンネの家は是非とも訪れておきたいです。アムステルダムは自転車専用道路が整っており、レンタサイクルでのアムステルダム観光もおすすめです!

アムステルダムの代表的な観光スポット

■王宮(Koninklijk Paleis)

17世紀半ば、ダム広場の西側にヤコブ・ファン・カンペンJacob Van Campenの設計により市庁舎として建てられた古典様式の建物。7つの入口はオランダ独立を決めた7つの州を表しており、貿易で栄えていた当時のアムステルダムの黄金時代の歴史を、荘厳な彫刻が物語る。中には、死刑の判決が言い渡されたという「審判の間」、大理石の床に世界地図が描かれている「市民の間」などがある。現在は王室の公式行事のための来賓館として使用されている。

  • 住所:Dam Sq.
  • TEL:020-6204060(テープ24時間)
  • 開館時間:12:30~17:00(金はガイドツアーのみ)
  • 定休日:月・祝
  • 料金:€7.50

 

■新教会(Nieuwekerk)

15世紀に造られた、王宮に向かって右手にそびえる、後期ゴシック様式の教会。 何度も火災に遭い、ヤコブ・ファン・カンペンのデザインによる塔は今なお未完のままである。 1814年以降、歴代の王(女王)の戴冠式が行われることで有名で、1980年にはベアトリックス現女王がここで即位している。現在はイベント会場として使用されていて、教会横にあるカフェでは、ダム広場を眺めながらひと休みができる。

  • 住所:2611GW Markt 80, Delft
  • TEL:020-6386909
  • 開館時間:10:00~18:00、木~22:00
  • 定休日:企画展示がないとき
  • 料金:催しによって変更されるので要確認。

 

■アムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal Station)

東京駅のモデルにもなったといわれる中央駅は、ネオ・ルネッサンス様式の赤レンガの建築物。1889年に国鉄の中心駅として完成した。東京駅と同じく中央入口の両側に塔があり、向かって右側は時計台、左側は風向計になっている。帆船、風車と、常に風を利用してきたオランダ人にとって、風向きを知ることが重要だった生活背景を物語っている。

  • 住所:Centrum, Amsterdam, Netherlands

 

■ダム広場(Dam)

ダム広場は、アムステルダム川をダムでせき止めた歴史的な場所で、町の中心地でもある。アムステルダムの「おへそ」「心臓」とも呼ばれる。広場の西には、大宮、北に新教会、東に第2次世界大戦の戦没者慰霊塔がそびえる。周辺にはデパートやレストラン、ホテルも多く、ここをフリータイムの解散場所とするツアーも多い。

 

■アムステルダム歴史博物館(Amsterdam Historisch Museum)

アムステルダム歴史博物館には、13世紀から現在までのアムステルダムの歴史に関するさまざまなコレクションが展示されている。小さな中世の町から世界的に有名な都市になるまでの過程や、当時の人々の暮らしぶりを学ぶことができる。広い中庭もあり、ここでは夏になるとミニコンサートなども開かれる。

  • 住所:Kalverstr. 92
  • TEL:020-5231822
  • 交通アクセス:(トラム)1、2、4、5、9 、14、16、24、25Spui下車
  • 開館時間:10:00~17:00(5/4~14:00)(12/5、12/24、12/31~16:00)、 土・日・祝11:00~17:00
  • 定休日:1/1、女王の日、12/25
  • 料金:€10

 

■マダム・タッソーろう人形館(Madame Tussaud Scenerama)

マダム・タッソーろう人形館は、ロンドンにあるマダム・タッソーのオランダ版。ダム広場のPeek & Cloppenburgというデパートの中にあり、エレベーターを降りると、そこはもう17世紀のアムステルダムである。順路に沿って当時の家並みが再現され、後半には欧州各国の首脳や発明家、映画、音楽、スポーツ、アート各界の世界中の有名人が勢揃いしている。

  • 住所:Dam 20
  • TEL:020-5230623
  • 開館時間:10:30~17:30、入館は閉館1時間前まで。
  • 定休日:無休
  • 料金:€21

 

■アンネの家(Anne Frankhuis)

世界的に有名な文学作品「アンネの日記」の舞台で、ナチスの目を逃れてアンネ家が住んだ家。 1929年ドイツに生まれたアンネは家族とともにアムステルダムに移住し、1940年のドイツの占領を受けた2年後の1942年から2年間、ここで潜伏生活を送った。館内には当時のままの部屋が残されていて、戦時中の映像や、関係者の証言ビデオ、日記帳も展示されている。